トライアルGP2022 アンドラ

-トニ・ボウが通算200勝を達成-

レプソル・ホンダチームのトニ・ボウはアンドラで優勝と2位を獲得。ガブリエル・マルセリは5位と7位だった。

アンドラでの連戦でトニ・ボウが、土曜日は2位、2戦目の日曜日に優勝し、通算200勝を達成した。
ガブリエル・マルセリは、初日は5位、2日目は7位だった。

グリップ不足が特徴のいくつかのゾーンでボウは最後の瞬間までトップを目指し戦い続けた。しかし、最初のラップで蓄積されたエラーがそれを妨げた。日曜日の第4戦は、チャンピオンにとってよりスムーズに最初から最後まで支配し、自身のマイルストーンに到達し、総合順位でもリードを広げた。
チームメイトのマルセリは、土曜日は競争力があり、表彰台を目指して争った。タイトな要求と厳しい川のエリアの難しさで5位になるミスをいくつかした。日曜日は前日と同じコンディションで、新しいレプソル・ホンダチームのライダーは苦戦を強いられ、7位でフィニッシュした。
4レースを終え、ボウは74ポイントで総合順位でトップに立ち、マルセリは41ポイントで7位である。次戦は7月9〜10日、ドイツで2戦が行われる。

トニ・ボウ
「一日の流れに満足している。昨日はたいへんな試練だったけれど、今日も同じで、選手権に向けてとても重要な勝利を収めることができた。そのうえ、ここアンドラでインドア、アウトドアを含めて200回目の世界選手権の優勝で、さらにスリリングになった。我々は現実的でなければならない。世界選手権の週末に1位と2位を獲得することは、前回と同じくポジティブなこと。この数字はとても良いと思う。2位でフィニッシュすることに慣れていないけれど、それは災害のようにも感じるけれど、そうではない。いつも言うように、地面に足をつけておくことが重要。ここでポイントをならし、これまでの11ポイントから拡げることはとてもポジティブ。昨日は勝ちたかったけれど、現実的には京都同じようにミスをしてしまい、何とか乗り越えられたので、この週末は良かった。」

ガブリエル・マルセリ
「最初のラップでは、自分ができるほどには乗れなかった。 多くのミスをして、かなりのポイントが貯まってしまった。幸い、2ラップ目ははるかに良くなり、他のライダーもとてもうまく乗ったけれど、距離を詰めた。バイクの感覚は良かったけれど、パドックに戻って結果を見て、多くのポジションを獲得できていないことに気づいた。今年はライバルが多く、全員がとても強いので、次回はもっとガスを補給する必要がある。」

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