モトGP2022 スペインGP決勝

-マルク・マルケスが表彰台を争ったが4位でフィニッシュ-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、自分のスタイルで3位を守っていたが、残り4周のコーナーの入口で体勢を崩した。ポル・エスパルガロは11位でフィニッシュした。

スペインGPは、マルク・マルケスとポル・エスパルガロがそれぞれ13ポイントと5ポイントを追加して終了した。マルク・マルケスは、ヘレス・サーキットですばらしいパフォーマンスを見せた。5番手からスタートしたマルケスは、ドゥカティのジャック・ミラーを追いかけ、レースの半分以上をトップ5にとどまった。残り5周でマルケスは表彰台圏内に入ったが、フロントを失い地面に着いたが、信じられないセーブをしなければならなかった。5位で戻ったが、ジャック・ミラーを抜き、4位でフィニッシュラインを越えた。
ポル・エスパルガロは、13番手からスタートしたが、序盤でいくつかポジションを上げた。しかし、前方のライダーとの差を埋めるのに必要なペースを見つけられず、11位でレースを終了した。明日、ヘレスで予定されているテストで、ホンダRC213Vの感覚を改善し続ける。
スペインGPを終えて、マルケスは合計44ポイントで総合9位、エスパルガロは135ポイントで12位になった。

マルク・マルケス
「今日は自分自身の全力を出し、最大値を達成した。週末を通して日曜日の準備でエネルギーを節約した。まだ週末を100%で進める状態にないから。スペインGPだし、レース当日に全てを出し切らなければならなかった。レースのある時点で、たぶん表彰台に入れると思ったけれど、重要なポイントはミラーを抜いて、自分たちよりも速いアレイシを止めることだった。これがやろうとしたことだったけれど、最後のコーナーでフロントとリアを失ったけれど、幸いスペインのファンがすくい上げ、転倒を救ってくれた。あきらめずにプッシュを続け、今は重要な月曜日のテストに備えている。」

ポル・エスパルガロ
「今日は気温が高くてグリップがとても弱く、チームメイトや他のライダーよりも苦しんだ。1周目はハイサイドになそうでポジションを落とし、モトGPでの回復は難しい。幸い、明日はテストで、冬の間に見つけたものを取り戻すために仕事にとりかかる必要がある。我々は最初から取り組み、経験している問題の解決策を見つけなければならない。ここでは我慢が鍵になる。良い時期が来るだろうけど、今は頭を下げて仕事をしなければならない。」

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