モトGP2022 イタリアGP決勝
-マルク・マルケスがトップ10フィニッシュ-
レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは10位でフィニッシュ。ポル・エスパルガロは序盤でクラッシュ。
イタリアGPはついに所々青空が見える空で、ドライコンディションで行われた。昨日右上腕骨の手術をしなければならい報告をしたマルク・マルケスは、ムジェロでポジティブなレースをした。12番グリッドからスタートしたマルケスは、安定したペースでミスをせず、第二グループの中に身を置いた。ミゲル・オリベイラとファビオ・ディ・ジャンアトニオと争って10位でフィニッシュした。これで6ポイントを獲得した。
ポル・エスパルガロは9番手からレースをスタートした。悪いスタートになり、16位まで順位を落とした。4周目、クラッシュし、リタイアとなったが、無傷で済んだ。
マルケスは60ポイントで総合9位、エスパルガロは40ポイントで総合12位になった。
マルク・マルケス
「予想していたようなキツいレースだった。初めの7ラップで前線のスピードを自分にあるか何でもしてペースは悪くなかったけれど、体力的に苦しみ始めた。落ち着いて心地よいリズムで、他のバイクと比べてどこで劣っているかを理解することに取り組んだ。目標はチームに建設的なコメントをすることだった。そしてそれを達成した。来週は今シーズン最大の「レース」がある。来週は自身にとってとても重要だと分かっているので、集中するのは難しかったけれど、このレースをできたことを誇りに思う。また会うのを楽しみにしている。」
ポル・エスパルガロ
「クラッシュしたけれど、体はなんともない。つまらないミスだった。スタートでかなり順位を落とし、最初の数周でたくさん争ったのでタイムを失った。より速く走れると分かっていても、ペースを上げるのは難しかった。本気でトライした時にフロントエンドを失い、転倒した。それだけ。レースの早い段階でクラッシュすることは、最も残念なこと。これからバルセロナに向かい、立ち上がって再び走る。それが我々がしなければならないこと。マルクが今直面していることで、最高の状態でありたいと思う。彼はいつもすばらしい参考になり、すばらしいライバル。」