モトGP2022 インドネシアGP決勝
-ポル・エスパルガロが4ポイントを獲得-
ウェットレースになったインドネシアGPでポル・エスパルガロが12位フィニッシュ。マルク・マルケスはウォーミングアップ中の激しいクラッシュによりレース参加を認められなかった。
マンダリカでの日曜日は、ウォーミングアップ中にマルク・マルケスが激しいクラッシュに見舞われ、レプソル・ホンダチームにとっては大きな恐怖から始まった。ターン7のハイサイドで、マルク・マルケスのレース出場は不適格と宣告された。マルケスはクラッシュ中に脳しんとうを起こし、スペインに戻って検査を受ける。
雨はもう一つの偉大な主人公だった。雨によってレースは1時間15分遅れることになり、シーズン第2戦は濡れたアスファルトで始まった。
15番グリッドからスタートしたポル・エスパルガロは、すぐにトップ10に入ってレースを進めた。レプソル・ホンダチームのライダーは、不利な状況で12位フィニッシュし、4ポイントを獲得した。
インドネシアGPが終わり、エスパルガロが総合20ポイントで6位、マルケスは11ポイントで12位になっている。
マルク・マルケス
「何を言えば良い?我々の週末ではなかった。初めから苦しみ、問題を抱えていた。今朝のウォーミングアップではかなり大きなクラッシュだった。おそらくこれまでで最大のクラッシュの1つだった。地元の病院に行って、深刻な問題はなかったけれど、走るべきではないと決めた。もちろん残念だけど、それが最善の決断だった。」
ポル・エスパルガロ
「今日はサバイバルレースだった。週末全体がサバイバルだった。ここに来てとても生産的なテスト行ったけれど、その後手に負えないことが状況を変えた。レースの開始時はバイザーは他のライダーの後ろで水けむりで汚れていた。ペッコの後ろにいる時は、赤い光を見ることができたけれど、追い越すとうまく操縦するのが困難だった。ハッキリ見えなかったので、コースの端に触ってセーブをした。最終的にトップと10ポイント差の総合6位になったことは良いこと。これに焦点を合わせ、通常のタイヤで次の週末に備える必要がある。バイクは順調で、もっと何かを成し遂げられたと思うので、チームに申し訳ない。」