モトGP2022 アラゴンGP決勝
-マルク・マルケスはオープニングラップでリタイア-
素晴らしいスタートをしたマルク・マルケスだったが、最初のラップで事故に巻き込まれ、リタイヤを余儀なくされた。ポル・エスパルガロは15位でフィニッシュした。
13番手からスタートしたマルク・マルケスは、アラゴンGPですばらしいスタートを切り、第一コーナーで6位に浮上した。2コーナーを過ぎて、RC213Vのリアの小さなスライドで、ファビオ・クアルタラロが後ろからぶつかった。その後バイクのホールショットデバイスが作動し、後輪がロックされ中上と接触した。その後リタイヤを余儀なくされた。幸いマルケスは、この一連の事故で転倒しなかった。
ポル・エスパルガロは、15位でフィニッシュしてポイントを追加した。エスパルガロは、18番手からレースをスタートして3つ順位を上げることができた。
今シーズン第15戦を終えて、マルク・マルケスが60ポイントで総合15位、ポル・エスパルガロは43ポイントで17位になっている。
マルク・マルケス
「レースをとてもうまくスタートさせ、トップ5を争っていることが分かった。ライトが消えた時本能が勝った。でもターン3でリアのトラクションを失って、スロットルを閉じた。これは普通のこと。最初のラップで接近し、方向転換を試みるのがレース。ファビオとの接触という不運に見舞われただけ。それからすべてが始まり、ターン5で何かおかしいことに気づき、何が起こっているのか分からなかった。ターン7で中上に抜かれてワイドに膨らんでしまい、ホールショット装置を作動させたところ、リアロックアップを感じた。バイクが左に動き、このため中上に接触し、すべてが同時に起こった。この後、リタイヤになった。中上のレースを終わらせてしまったので、彼とチームに謝罪に行った。彼とファビオに申し訳ない。」
ポル・エスパルガロ
「今日はとてもタフなレースだったし、他のことをするのに必要なスピードがなかった。週末ずっとバイクに快適に感じなかったし、今日はそれを回復するためにかなり距離があった。最初のラップはとても複雑で、ところどころにカーボンファイバーがあり、中上を避けるためにLINEを修正しなければならなかった。今夜は家に帰り、明日は日本行くの飛行機に乗るので、考え方を変える。日本のファンにみんなにまた会えるのを楽しみにしている。」