モトGP2021 スティリアGP決勝
-マルク・マルケスが8位フィニッシュ-
夏休み明けのスティリアGPはマルク・マルケスが8位フィニッシュ。ポル・エスパルガロは16位でレースを終えた。
最終的に雨が雨は降らずに行われたレッドブルリンクでのレースは、事故の影響を受けてコース上にオイルが残り、きれいにされて27周でレースが再開され、雨が降った場合に備えて、全チームが空を眺めながらのレースになった。
マルク・マルケスは8番手からスタート、事故の前はポジションを維持しながら6位で走っていた。2回目のスタートではスタートが悪かったが、ポジションを上げた。最終的に8位でフィニッシュし、8ポイントを獲得した。
15番手からスタートしたポル・エスパルガロは、トップ10に入ったライダーグループに追いつくことができなかった。エスパルガロは先行するライダーに追いつこうとしたが16位でフィニッシュした。
この結果、マルク・マルケスは総合58ポイントになり10位、ポル・エスパルガロは41ポイントで14位となった。
マルク・マルケス
「この週末に満足している。リズムは良く、感覚も良くなった。でもレースには満足していない。最初は感覚が良く、「これが自分のレースだ」と思った。2回目はタイヤを交換したが、スタートで何かがおかしいことに気付いた。十分なグリップが得られなかった。タイヤを少し冷やしてから再度プッシュしたけれど、練習走行より1秒遅かった。我々ができることはレースを終えることだけで、来週末は本当のレベルを示せるように努める。最初のレースでアレイシを追い越したときに接触したが、これが自身のミスだった。2回目はスタートが良く、内側で前にいたけれど、彼がブレーキを緩めてターンインしたのでスペースがなく接触したことでタイムロスした。これはレース、起こり得ること。」
ポル・エスパルガロ
「これほど後ろの方なのは明らかに厳しく、正直言って少し恥ずかしい。予選はそれほど良くなかったし、ミディアムリアタイヤを試してみて、レッドフラッグでリスタートした時にリアタイヤがなくなったので、すべて予選から始まったと思う。すでに4周使ったリアを履いてスタートしたが、ヒーターと路面のコンディションで寒さから暑さへ変化してレース前にタイヤを悪くしたと思う。ポジティブなことは何もない。生き残ろうとしただけ。初めのスタートではもっと面白いことができたと思う。」