モトGP2021 サンマリノGP決勝
-マルク・マルケスが4位フィニッシュ-
レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、最終ラップで4位を獲得。ポル・エスパルガロは7位だった。
モトGP第14戦、サンマリノGPはドライコンディションで行われたが、雨が降る恐れがあり、フラッグ・トゥ・フラッグレースの可能性があった。
マルク・マルケスは、7番手からのスタートで、再び体力的に改善されているところを見せた。良いスタートを切り、レースの4分の3はトップ6を争った。残り1周でマルケスは6位だったが、安定したペースでジョアン・ミルとジャック・ミラーを抜き4位でフィニッシュラインを通過し、13ポイントを獲得した。
ポル・エスパルガロもまた、進歩をし続けているように着実なペースで走った。6番手からスタートしたエスパルガロは、初めからトップ10内にはいた。ラップタイムは安定していて、最後は7位に入った。この結果9ポイントを獲得した。
残り4戦でマルケスは92ポイントで総合9位、エスパルガロは64ポイントで総合14位。
マルク・マルケス
「今日のパフォーマンスには本当に満足している。正直今日の結果には期待していなかった。スタートで快適だったけれど、正直あまり速くはなかった。でも徐々に速くなってきて感覚が改善された。キーポイントは最初のラップで落ち着いて、最後までプッシュしたこと。ミルを従えていたので、レースの終盤を誇らしく思う。練習走行では少し違っていて、ミルについていたけれど、レースでは僕が従えて、ジャックを捕らえた。最終ラップでは戦える気がしなかったけれど、ミルとミラーが大きく膨らみ、チャンスが訪れた。それはすばらしかったし、ここで本当に重要な2日間のテストの準備ができている。」
ポル・エスパルガロ
「週末の間33秒台を出すのに苦労したけれど、レースではどのラップでもこのタイムがあり、リズムに驚いた。チームメイトからわずか3秒差でフィニッシュすることもできた。もちろん順位は目指しているものではないけれど、予想していたより良い状況だった。2列目からスタートして7位フィニッシュ。トップ4からは少し離れたけれど、この結果には満足している。ポジティブな雰囲気を火曜日、水曜日のテストに持ち込み、仕事を続ける。もちろんまだやるべきことがいくつかあり、忙しいテストになるだろうけれど、我々は一歩を踏み出したように感じている。」