モトGP2021 ポルトガルGP決勝
-マルケスが7位で復帰戦を完走-
レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、ポルトガルGPを7位で完走。ポル・エスパルガロは4周目にテクニカルトラブルでリタイヤ。
レプソル・ホンダチームにとって、ポルトガルGPはほろ苦い内容だった。マルク・マルケスの復帰レースで、ポル・エスパルガロがテクニカルトラブルで4周目にリタイヤした。マルケスは賞賛に値する7位でフィニッシュした。
マルケスは良いスタートで1周目に4位で周回するなど、すばらしいレースをした。その後、マルケスはいくつか順位を落としたが、痛みを乗り越えてトップから13秒差の7位でレースを終えることができた。不運だったのはチームメイトのポル・エスパルガロだった。わずか4周のレースでテクニカルトラブルでリタイヤを余儀なくされた。
レプソル・ホンダチームのライダーは、2週間後ヘレス・サーキットで行われるスペインGPでレースに戻る。
マルク・マルケス
「今週は多くの感情を経験した。ボックスに戻った時、痛みのためではなく、引き出す必要があった中にある何かがあったものが爆発した。多くの人の助けがあった。特に家族や友人たち。新たにモトGPライダーとして感じることが最も重要なことで、すばらしい気分。今日のレースは楽しめなかったし、苦しみもたくさんあったけれど、これまでの回復の中で最も重要なステップだった。レースを完走することが主な目標だった。順位は関係なかったけれど、トップから13秒差で完走することは不可能な夢だった。レースの途中で一人で乗っていると気分が良くなった。久しぶりに衝撃的だった。最終ラップはフィニッシュについてばかり考えていた。今は次のヘレスについて考えている。」
ポル・エスパルガロ
「残念ながら今日はテクニカルトラブルがあり、こういうことは時々起こる。これで今日のレースはとても短かった。限界で走るレースではいつでも起こり得る。このミスと問題から挑戦して学び、強くなっていきたい。今はヘレスに向けて切り替えていきたい。ステファンのおかげでヘレスにはチームとして多くのデータがある。できることはしっかり働いて、運をつかむこと。今日あった問題は今後起きないだろう。強くなってチームとして成長して改善を続けたい。次のレースはスムーズに進めていこうと思う。」