レプソル・ホンダチームのポル・エスパルガロがイタリアGPを12位でフィニッシュ。マルク・マルケスは2周目に転倒した。

悲劇的なニュースがあり、レプソル・ホンダチームは、ジェイソン・デュパスキエのチーム、家族、友人へ哀悼の意を表している。
ポル・エスパルガロは12位でムジェロのフィニッシュラインを越え、4ポイントを獲得した。エスパルガロは、12番グリッドからスタート、レースの序盤3分の1は前進しようとうかがったが、ペースを上げることができなかった。
チームメイトのマルク・マルケスは、11位からスタートした。良いスタートをしたが、たった2周で転倒、リタイヤになった。
イタリアGPの後、モトGPは休まずバルセロナに向かい、今週末は2021年シーズンの第7ラウンド、カタルニアGPが行われる。

マルク・マルケス
「モトGPにとってとても厳しい週末だった。若い才能を失った。この状況はみんなにとってとても辛いことで、ジェイソンの近くにいる皆さんにご冥福をお祈りしたい。残念ながら思っていたよりもずっと早くレースを終えてしまった。バイクでの周回が必要だったので、本当に良い状況ではなかった。ブラッド・ビンダーと接触し、これはレース事故だった。これはここでは何度も起こっていること。ビンダーは少し遅れて、方向転換中だと思っていて接触した。僕のミス。幸い、他に転倒した人はいなかった。今はモトGPファミリーにとって難しい週末を終えて、カタルニアの準備に入る。」

ポル・エスパルガロ
「今日の結果は重要ではない。最も重要なことはジェイソンと彼の家族について考えること。我々が走った時、みんなの心にジェイソンがあった。レースは難しく、スタートは良かったけれど、中上の後ろだった。その時ウイングに何かが起こってなくなってしまい、とても難しくなった。エアロダイナミクスがなくなり、方向転換がとても難しくなり、思うように扱えなかった。4周目か5周目ぐらいに起こったので厳しかった。バルセロナに向けて仕事を続ける。」