モトGP2021 イギリスGP決勝
-ポル・エスパルガロが5位フィニッシュ-
レプソル・ホンダチームのポル・エスパルガロがイギリスGPを5位フィニッシュ。マルク・マルケスは1周目に転倒リタイヤ
モトGP12ラウンドはイギリス・シルバーストーンでドライコンディションの中行われた。ポル・エスパルガロはポールポジションからスタートしてレース序盤をリードし、レプソル・ホンダチームのライダーとして最高のパフォーマンスを発揮した。ペースを維持できず、5位まで順位を落としてフィニッシュした。この結果、エスパルガロは11ポイントを加算し、ホンダRC213Vでのライディングで大きな前進をしてアラゴンGPに挑む。
チームメイトのマルク・マルケスは運が悪く、オープニングラップで深刻な結果を招くクラッシュをした。5番手からスタートしたマルケスは、再びレースに戻ろうとしたが、バイクはそれを許さなかった。
イギリスGPを終えて、マルク・マルケスは59ポイントで総合12位、ポル・エスパルガロは52ポイントで14位に位置している。
マルク・マルケス
「まず、ホルヘ・マルティンに謝りたい。レース後、彼とチームに謝りに行った。間違いを犯して、オーバーテイクを楽観的に見ていた。レースは時々こういうことがあるし、今日は僕がミスをした。全体的に金曜日の大きなクラッシュの後でも多くのセッションで速かったので、週末はかなり良かった。今日ここで何か面白いことをするペースがあったので、レースでミスをしたのは残念。」
ポル・エスパルガロ
「本当に楽しかった。これがレースを終えた気持ち。レースをリードすることは本当に特別なこと。最高の感覚が得られたのでソフトタイヤを選んだけれど、表彰台を争うには十分ではなく、まだやるべきことがある。とにかくレースの途中までたくさん戦い、それを楽しんだ。そしてタイヤがまだうまく機能している時にリンスとアレイシとの距離を縮めることさえできた。グリップが下がってからは差をコントロールしてうまくレースを終えた。全体的に良い週末だった。そしてホンダが過去にとても強いアラゴンに向かっている。」