モトGP2021 アラゴンGP決勝

-マルケスが激しい戦いの末2位-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、アラゴンGPで最終コーナーまで優勝を争った末に2位を獲得。ポル・エスパルガロは13位でフィニッシュした。

モトGPアラゴンGPは、マルク・マルケスとペッコ・バニャイアの激しい争いで決められた。レプソル・ホンダチームのライダーはイタリア人と優勝を目指して数え切れないオーバーテイクを最終ラップまで行い、最終的には2位でフィニッシュした。
チームメイトのポル・エスパルガロは、良いスタートを切ったが、オープニングラップで8位だったものの、最終的には13位でレースを終了した。
この結果、マルケスは79ポイントで総合10位、エスパルガロは55ポイントで総合14位になった。
次戦は来週、サンマリノで行われる。

マルク・マルケス
「レースの間ずっとプッシュし、最後の3周は本当に何でもやった。そうするとミスをして転倒し、結果が良くないことがある。でもそれをやってみた。それを見た誰もが本当に楽しんだと思う。本当に難しいだろうと思っていた。ブレーキが遅く、加速がとても良いドゥカティとの争いはたいへん。そのうえ今日のペッコ(バニャイア)は完璧なライディングだった。彼とのすばらしい戦いだったし、それを本当に楽しんだ。2回連続で転倒し、このレースでやったように全てを限界に達するのは簡単ではない。最終ラップのターン1で、うまくバイクを止める事ができず、5でも止まらなかった。最後のチャンスはターン12だったけれど、すぐにコースの汚れたラインに入ると不可能だと思い、広く膨らんだ。戦うことでき、レースペースが速いこと、そしてこのレースが自身とHRC、そしてボックス内のすべての人に更なるモチベーションを与えてくれることを嬉しく思う。彼らの努力に感謝したい。」

ポル・エスパルガロ
「今日は速くなくて、気温が高く、バイクでの感覚が悪く、最初から苦労した。思い通りに走れず最初はポジションを落としてしまった。レースのある瞬間から感覚が良くなり、ある程度の順位を取り戻すことができたけれど、前のグループからは離れてしまった。もう少しグリップがあれば、自分のスタイルでバイクに乗ることができるけれど、今日のような状況では思い通りにバイクに乗れない。似たようなコンディションになるミサノの準備をする時が来たので、何ができるのか、どうやって改善するのかをしっかり考えなければならない。マルクはバイクがこれらの条件で強くなるポテンシャルがあることを示した。何をすべきかを理解するために、もっと時間が必要。」

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