モトGP2020 ポルトガルGP決勝
-レプソル・ホンダチームのライダーはトップ10入りで最終戦を締める-
ステファン・ブラドルがシーズン最終戦で7位、アレックス・マルケスは9位
レプソル・ホンダチームのライダーは、2020年シーズン最終戦で良い結果を残した。ブラドルがすばらしいレースをして7位、9ポイントを獲得した。
アレックス・マルケスは、16番手からスタート、7つ順位を上げて9位でチェッカーを受けた。アレックスはレプソル・ホンダチームでの最後のレースでとても安定したペースを維持し、ルーキーシーズンに7ポイントを加算した。
シーズンが終了し、アレックス・マルケスは74ポイントで総合14位、ステファン・ブラドルは27ポイントで総合19位でシーズンを終了した。
アレックス・マルケス
「多くの経験豊富なライダーとのバトルが多くあり、タフなレースだったけど、楽しんだ。最初のラップでジョアン・ミル、それからバレンティーノ・ロッシ、それからファビオ・クアルタラロと戦い、経験豊富なライダーから学ぶことができた。4位を狙えるほどリズムが良かったのでスターティングポジションが災いだった。でもまた順位を上げることができた。また、激しいバトルになったモト3とモト2のチャンピオン、アレナスとエネアを祝福したい。
振り返るともちろん改善できることがいっぱいあり、すぐに結果を出せたかもしれない。でもどのカテゴリーでもいつもスタートが遅い。でもあきらめずに目標に辿り着くようにしたい。
今年は2回表彰台を獲得した。これはシーズン前の夢だった。一つはコンディションが特別だったけれど、アラゴンでは良かった。残念ながら野心がでて、ルーキーオブザイヤーは獲れなかったけれど、シーズン後半の仕事にはとても満足している。今シーズンのレースを可能にしてくれたドルナやスポンサー、家にいるファンや世界中の人たちに感謝したい。サーキットの外の世界中のみんなにとって難しい年だった。」
ステファン・ブラドル
「この週末はとても楽しんだ。世界選手権でトップを目指して戦うスピードとモチベーションがまだあることを見せられた。初めてバイクに乗った時は厳しかったけれど、どんどん強くなる事ができて、どのレースでもレプソル・ホンダチームと共に良い仕事ができた。とても満足している。前の方で良いレースができた。バレンシアでの順位はそれほど良くなかったけれど、ポテンシャルがある事を見せ、この最終戦ではそれを発揮することができた。レプソル・ホンダチームとHRCに感謝したい。我々はすばらしい関係で、彼らとともに働き続けられることをとてもうれしく思う。今シーズンはテストとレースでとても忙しかったけれど、うまく働いて強くなる事ができた。今年は誰にとっても挑戦的な年だった。今シーズンを可能にしてくれた全ての人に感謝したい。」