モトGP2019 タイGP
-マルケスが優勝でタイトル確定-
レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスがタイGPで優勝して6回目のモトGPタイトルを獲得した。
マルク・マルケスは、タイGPで良いスタートをして、1周目を2位、ファビオ・クアルタラロとともに残りのグループを引き離していった。マルケスはレース全体を通してクアルタラロの後ろにいたままだったが、ファイナルラップでパスしようと動き、最終コーナーで順位を守った。
この結果、マルケスは4戦を残して2019年モトGPチャンピオンを獲得した。これで全クラスで8回目のタイトルになった。
ホルヘ・ロレンソは、ブリラム・サーキットでの難しい週末を18位でフィニッシュした。
次戦は10月18日から20日に日本で行われる。
マルク・マルケス
「とてもうれしい。選手権に勝つことが近くなっていることが分かるようなアドバンテージがあったけれど、モチベーションをキープするものを探すのが必要だった。今日はレースに勝ち、それがやったこと。ファビオはレース中とても速かったけれど、あきらめなかった。レース中も彼は逃げているように見えた。最終ラップでは考えていなかったとしても、選手権を勝つには最高の方法だった。ファンクラブ全体と素敵なお祝いをすることは夢のよう。毎年特別なもので、タイトルのために戦うのに毎年すべてを完璧にキープするのは簡単ではない。ケガで本当に厳しい冬を過ごしたけれど、自分自身、チーム、HRCはそれをうまくやっていった。今はこの気持ちを少し楽しんでいるよ。」
ホルヘ・ロレンソ
「まず、マルクとレプソル・ホンダチーム全体にお祝いの言葉を述べたい。8回の選手権獲得はとても印象的な成果。僕の方は、結果をとても残念なものとして受け入れることは難しい。ベストを尽くしたけど、暑いコンディションでブレーキトラブルを止めるのに苦労し、難しかった。次のもてぎではもっと強くなるように前を向いて行きたい。」