モトGP2019 サンマリノGP

-マルケスが今シーズン7勝目-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスが、今シーズン7勝目を挙げ、最高峰クラスの表彰台獲得数でアゴスティーニを上回った。ホルヘ・ロレンソは14位。

マルク・マルケスは、5位からスタート、良いスタートで1ラップ終了時には3位にアップ。4周目、マルケスは、マーベリック・ビニャーレスを抜いて2位に、ファビオ・クアルタラロと共に、後ろとの差を引き離した。最終ラップの序盤にマルケスが初めてリード、その後順位を落としたが、ターン8で最後に動いて、優勝を獲得した。
この表彰台で、マルケスはマイク・ヘイルウッドの最高峰クラス77勝を上回り、ジャコモ・アゴスチーニの最高峰クラス表彰台数89を上回った。今シーズンの総合順位では残り150ポイントで93ポイント差にリードを延ばした。
ホルヘ・ロレンソは、18位からスタートし、レースを通して前進し、14位でフィニッシュラインを越えた。

マルク・マルケス
「正直に話すと、リンスはリタイヤ、ドビツィオーソとも離れていたので、優勝は必要ではなかったけれど、特別なモチベーションだった。できるだけファビオ(クアルタラロ)に近づいていこうとしていて、最終的にはどうするかを考えていた。最終ラップで行くことを決めた。ファビオはターン3が速かったので、その前に動いて、できるだけコーナーを閉めた。ファビオは今日はとても強かった。できるだけスマートにレースをして、最終的に勝つことは素晴らしいことだけど、93ポイントのアドバンテージを持つことがさらに素晴らしい。」

ホルヘ・ロレンソ
「シルバーストーンで期待を上回ることができていたのなら、残念なことに今日はこれをすることができず、正直も少し期待していた。自分のペースが勝者により近く、おそらく1.5秒になると予想していたけれど、実際にはそれ以上だった。でも、レース後の体調は良く、練習中は以前よりも近づけたことはポジティブに思う。レースでグリップが落ちたので、これが助けになったとは思えない。次戦アラゴンでは体調を改善し、より体力的にプッシュし、より強くトレーニングができるようになることを楽しみにしている。」

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