モトGP2019 オーストリアGP

-マルケスは接近戦の末2位表彰台-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、レッドブルリンクでアンドレア・ドビツィオーソと最終コーナーまで激しい戦いをした末、2位を獲得。ステファン・ブラドルは13位でレースを終了した。

ポールポジションを獲得したマルク・マルケスは、スタートして4位まで順位を落としたが、すぐに挽回し、9周目にトップに出た。ドビツィオーソの激しい追い上げにより、マルケスは差を広げようとドビのペースよりペースをあげようとプッシュした。レース後半は、マルケスとドビツィオーソは最終コーナーまで抜きつ抜かれつの攻防をし、結局マルケスは2位でフィニッシュラインを越えた。オーストリアGPの表彰台でマルケスは今シーズン10回目の表彰台を獲得。58ポイント差で総合順位のリードを続けている。
21位からスタートしたステファン・ブラドルは、ポイント圏内まで順位を回復。13位でチェッカーフラッグを受けた。
モトGP世界選手権の次戦は2週間後の8月23~25日にイギリスGPが行われる。

マルク・マルケス
「リアタイヤの選択を間違えて、すぐにソフトタイヤがよりグリップがあり、安定性も我々より良いことが分かったので、今日のレースには満足している。このような中でもトライした。なぜならマルク・マルケスだからトライしなければならない!2位は良かった。最終コーナーでかなりスライドしてしまったけれど、ドビはすばらしかった。まだ58ポイント差でここを去れるので、これを続けていけたらと思う。ベストな形でなくてもこのようにフィニッシュできれば、総合順位でポジティブな結果だ。」

ステファン・ブラドル
「僕にとって特に予選が厳しかった週末でポイントを獲得することが目標だった。13位でフィニッシュできたことは、後ろの方のグリッドからスタートしたし、今朝は天気が悪かったことを考えると本当に良い結果。雨でウオームアップでしたいことをテストすることができなかったので、ポイントを獲得できたことはハッピーエンド。レースの間サポートしてくれたレプソル・ホンダチームにはHRC同様感謝したい。多くのことをやり遂げた。」

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