モトGP2018 カタールGP

-開幕戦でマルク・マルケスが表彰台-

チャンピオン、マルク・マルケスはカタールGPで、最終コーナーまでアンドレア・ドビツィオーソとバトルした結果、0.027秒差の2位でレースを終えた。ダニ・ペドロサは7位。トップとは5秒近い差になった。

スタートすると、マルケスとペドロサはヨハン・ザルコの後ろでそれぞれ2位と3位だった。ペドロサは何周か後に転倒し8位に後退、しかしドビツィオーソがグループを引き離した最終ラップまで第一グループで争った。マルク・マルケスはレース中2位と3位の間で争い、最終コーナーでトップを狙ったが広がり、ドビツィオーソが順位を守り0.027秒差で優勝した。
これでカタールでのマルケスの表彰台は6度目。125ccとモト2でそれぞれ1回、モトGPで4回目になる。

マルク・マルケス 2nd +0.027 sec.
「何てレースだ!カレンダーの中で最も苦しめられるコースでの2位は本当にうれしい。プレシーズン・テストを終えて期待できることは分かっていた。ハード・フロントタイヤに左コーナーで少し苦しめられたけど、ミディアムタイヤではレースを終えることができなかっただろう。ドビをパスしようとしたけど負けてしまった。正直そんな気がしたけど、とにかく何かできる策はないかと、前に出ようとしなければならなかった。最終的にドビは僕以上に何かを持っていたということで、優勝にふさわしい走りだった。ドビはスタートで少し遅れたけど、彼を待っていた。彼の戦略は最後にプッシュすることだと分かっていたので、ザルコをパスした時「いくぞっ!」と自分に言った。彼についていって膨らんでしまった。でも素晴らしいレースで素晴らしいショーになった。今回一番嬉しかったことは、ストレートで彼についていくことができて、これはとても良かった。」

ダニ・ペドロサ 7th +4.621 sec.
「全体的にバイクは充分よく動いてくれて、週末を通してフィーリングが改善できたので良かった。ハード・フロントタイヤはとても良い選択で、コーナーの進入で強くブレーキングできたし、安定したペースをキープできた。週末を通してフロントタイヤのフィーリングにかなり集中し、最後は前に進むために選択を決めた。良いスタートを切れたし、第一コーナーの進入の仕方には満足している。残念なことに、リアのフィーリングは強くなかった。タイヤはかなりスピンするし、それがターン3でのコースオフを引き起こすことになり、セクター4の他のコーナーでもスピンした。開幕戦は重要なので本当に残念だし、この問題がなかったら表彰台に向けて争えただろう。最後には来たる次のレースに向けて自信になった。」

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