モトGP2018 フランスGP
-マルク・マルケスが3連勝-
マルケスがフランスGPで優勝し、総合順位でリードを広げた。ダニ・ペドロサは5位で終了した。
マルケスは、オープニングコーナーで5位に順位を落としたが、着実に順位を上げて、10周目にはトップに立ち、そのままチェッカーフラッグを受けた。この結果、最高峰クラス38勝目になり、ケーシー・ストーナーに並び5位の勝利数になった。
ダニ・ペドロサも着実に順位を上げ、10位からスタートし5位でフィニッシュした。
マルク・マルケス 1st 41’49.773
「ル・マンは僕らにとって最も難しいコースの一つなので、ここで勝てて特別うれしい。今日は僕だけがハード・リアタイヤだった。それでレースへのアプローチも少し違っていた。タイヤが良い温度になるまでに時間がかかることを知っていたから。でもウオームアップ中のタイヤの確認をする機会で、選択が間違いないことを確認して、とても良いリズムを保つことができた。正直、レース序盤は少しチャレンジングだった。ザルコが2コーナーで接触してきて、少し膨らんだし、イアンノーネが転倒して僕に当たりそうだった。それでいくつかポジションを落としたので、しばらく落ち着こうと決めた。ドビとヨハンが転倒したのを見た時、レースへのアプローチを少し変えた。ターン3で大きな瞬間があり、そこではFP3で転倒していたので、かなり注意深くした。それがクラッシュを避けることになったと思う。今のところ自分のバイクととても甘い時を経験している。このような感覚になっている時は、うまく働けるし、うまく乗れるし、バイクも良く動いてくれる。このゾーンにいても物事は確実に簡単になるわけではないけど、より自然にいる。もちろん、長いシーズンだし、全てのレースが同じようになるわけではない。それで挑戦しこの勢いをキープしたい。」
ダニ・ペドロサ 5th +7.419
「5位はこの週末と自身の体調を考慮すると、良い結果。前向きにとらえれば、簡単ではないこのコースで10位からスタートし5位に順位を上げた。今日は転倒しないことが重要だったので、レースを終えられたことは、次のレースへのアプローチの自信になった。まだ思うような速さではないけれど、レース終盤のリズムは安定した。週末を通してバイクのセットアップを改善することができたので、チームに感謝したい。今は来週のカタルニアでのテストの後、体調面がどうなるかを見たい。良くなって、パフォーマンスを改善していきたい。」