モトGP2018 オーストリアGP

-マルケスが激しいレースで表彰台を獲得-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは2位でフィニッシュ。ダニ・ペドロサは7位でフィニッシュ。

マルク・マルケスが良いスタートを決めてリード、前半は単独走行になった。2台のドゥカティが18周目にマルケスを捕らえ、激しいファイナルラップで争ったロレンソが優勝した。この結果、マルケスはマックス・ビアッジの111表彰台に並び、総合ポイントでは59ポイントに差を伸ばした。
ダニ・ペドロサはスタートで4つポジションを落としたが7位でレースを終えた。今回の結果、レプソル・ホンダチームはチームランキングでトップに立ってオーストリアを離れることになった。

マルク・マルケス 2nd +0.130
「今日は2位だったけれど、すべてを出し切って、レースを楽しんだ。前戦のブルーノでは十分な自信がなかったけど、ここではトライした。序盤から差を広げるつもりでハード・リアタイヤを選択したので、激しくプッシュした。ドビツィオーソとロレンソがタイヤが消耗した終盤にとても速くなると知っていたから。これが今日の戦略で、しばらくの間はそれが実行できると信じていたけど、すぐにまた彼らに捕まった。すばらしいバトルだった。自分のラインを変えて守ろうとしたけど、不可能だった。このコースは彼らがとても強くて、特にストレートで強い。このような状況では自分のベストを尽くそうとするしかない。僕らにもブレーキングとコーナーの侵入にとても強さがあり、戦えるポイントがあった。この強さを使えると確信を持って、他のコースで挑みたい。これまでのところ、常に表彰台に上がっているし、これはもっとも重要なこと。ロレンソに5ポイント失っただけで、2位のバレンティーノには差を広げた。この結果に満足している。ここですばらしい仕事ができた。」

ダニ・ペドロサ 7th +14.156
「スタートして、ターン1は少し乱雑だったけどOKだったけど、その後の何周かのコーナーでスミス、ロッシ、ザルコと他に誰がいたか分からないけど何かが起こって、コースの外に出て、5つか6つポジションを落とした。集団から遠くに離れていると分かった。いつも通り序盤はフィーリングとグリップ不足に苦しんだ。それで良いリズムになるのに時間がかかった。快適に感じるようになってからパスし始めて、状況はだんだん良くなってきた。速くなり始めるとレースが終わってしまう。このことの解決が必要になる。」

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