モトGP2018 オーストラリアGP
-レプソル・ホンダチームのライダーはともにリタイヤ-
先日日本GPでチャンピオンを決めたマルク・マルケスは、ターン1で他のライダーとの接触してバイクにダメージを受けリタイヤ。ダニ・ペドロサはクラッシュ。
ポールポジションからスタートしたマルク・マルケスは、ターン1で5位、1周目には3人のライダーを抜き、2周目にはトップに立った。ヨハン・ザルコに接触する前の5周目には2つ順位を落としていたが、バイクにダメージを受け、レースを続けることができなくなった。
ダニ・ペドロサは18位からのスタート。スタートで2つ順位を回復し、クラッシュした12周目には14位になっていた。
マルク・マルケス
「初めは何が起こったか正確に分からなかった。でもリアに接触したと感じたので怒っていた。シート周辺が壊れたのでレースを続ける事ができなくなった。乗ることが不可能だった。ガレージに戻り、ビデオを見て理解した。時速300kmに本当に速く達していた中でのレース事故だった。通常より少し遅いブレーキングをした時ジャック・ミラーの後ろにいた時に衝撃を感じた。ザルコは僕ら二人にスリップストリームを取っていた。ザルコはそのことについてよく考えていると思うけど、僕にとってはレース中の事故であり、すでに彼と話した。言いたいことは今日はラッキーだと感じた。僕にとって最も重要なことはヨハンも僕もケガがないこと。今日は本当に集中していたし、レースは予想通りの展開だった。何周かついていって、それからグループ内にいて、少し待っていた。優勝できると感じるペースがあった。ここで0ポイントだったのは残念だったけど、もし来年日本でまたタイトルを獲得してここでリタイヤしたらサインアップするだろう。今は次のレースへ向けて集中したい。」
ダニ・ペドロサ
「難しい週末だった。3日間を通して良い感触がなかったし、残念ながらクラッシュしてしまった。良いポジションではなかったし、ストレートのブレーキングポイントでフロントのグリップを失ってしまった。速いポイントだったので、本当に大きなクラッシュになってしまった。とにかく前を向いて行かなくてはならない。次の日曜日にはより良いレースになることを願っている。」