モトGP2018 アメリカズGP
-マルケスがオースティンで6戦6勝を達成-
アメリカズGPで6連勝、マルケスが北アメリカでのレースを支配し続ける。チームメイトのダニ・ペドロサは厳しいレースの後7位でレースを終える。
レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、初めの何周かはアンドレア・イアンノーネとバトルをしたが、その後ほぼ独走状態で優勝した。マルケスは総合2位で、トップのアンドレア・ドビツィオーソとは1ポイント差になった。
ダニ・ペドロサは良いスタートをして1周目には8位になった。順位を回復して7位でフィニッシュラインを越えた。
マルク・マルケス 1st 41:52.002
「今週末は本当に全てを出し切った。オースティンでは完璧のままでいたかったので、今日はしっかり集中した。最初から最後まで強くあり続けられるレースは自身のキャリアであるとは思わなかった。今日は正しい方法でそれをこなすことができた。それができたのは、チームのみんなのおかげでバイクのセットアップがかなり助けになった。昨日はすべてがうまくいかなかったし、今日のエネルギーも最大ではなかったけど、決勝では良いレースを始められた。独走だったけど時々こういうこともある。昨夜寝ている時に戦略について考え、それをしていこうと思った。ウオームアップ走行でもレースの1ラップをシミュレーションして、新しいタイヤとフルタンクを試してみた。それは予定通りだった。チームにレース序盤から先頭に立ち、差を広げたいと伝えた。それで初めの3~4周は普段より少しプッシュして、差を広げた。今日は特別なモチベーションだった。プレッシャーはかなりあったけど、プレッシャーは、集中を保つのを助けてくれるので好きだよ。最終ラップのニッキー・フラッグの前を通るのは特別な気分だった。タイトル争いで順位を回復できたこの結果には満足しているけど、今はヨーロッパに戻り、そこでは堅実にならなければならない。誰がリードしているか、それはドビツィオーソだけど、彼は最も堅実なライダーだから。バイクの感触はとても良いし、カタールでもアルゼンチンでもそれは同じだったので、この方向で挑戦しつづけようと思う。」
ダニ・ペドロサ 7th +18.201
「レースを完走しポイントを獲得できて満足している。ここ最近助けてもらった皆さんに感謝したい。また同じくサポートしてくれる全てのファンにも感謝したい。正直ここに来る前は練習走行もできるかさえ分からなかった。特にこのコースではタフな週末になった。他のサーキットではそれほど頑張らなくても状況を少しはコントロールできるけど、ここではとても体力が必要。傷みを少しでも抑える鎮痛剤を使用しても、普段のようにレースを楽しめなかった。そのことで自信はまったくなかったけれど、少し集中させてくれた。まあまあのスタートができて他のライダーについていって、可能な限り順位を回復しようとした。最後はバイクのコントロールに苦しんだけど、成果には満足している。今はヘレスでのレースの前にできるだけ可能な限り回復できるように何日か過ごしたい。ヘレスは好きなコースなので、どれぐらい回復できるか見てみるよ。」